公開講演会「小説として読む旧約聖書」
INFORMATION
講師の奥泉光氏は、芥川賞を受賞した『石の来歴』などでよく知られているが、同時に大学?大学院では聖書学者の並木浩一氏の下で旧約聖書も学んでおり、聖書への造詣も深い。そこで今回の講演では、小説家として聖書という文学作品を読むことを通して、狭義の聖書学では明らかにされない仕方で聖書の世界を紐解いていく。
講師
作家
奥泉 光 氏
1956年山形県生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。同大学院修士課程修了。1993年『ノヴァーリスの引用』で野間文芸新人賞、1994年『石の来歴』で芥川賞、2009年『神器軍艦「橿原」殺人事件』で野間文芸賞、2014年『東京自叙伝』で谷崎潤一郎賞、2018年『雪の階』で柴田錬三郎賞、毎日出版文化賞を受賞。2024年には千ページを超える大著『虚史のリズム』を発表。また、2022年には聖書学者の並木浩一氏との共著として『旧約聖書がわかる本:〈対話〉でひもとくその世界』を河出書房から刊行している。
詳細情報
名称
公開講演会「小説として読む旧約聖書」
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
申し込み
主催
キリスト教学研究科
共催
キリスト教学会